次々と出会いがある旅の果てに見つけた自分の居場所とは。
毎日たまご焼きを焼くのが大好きな“ふらいぱん”。ある日、新しいフライパンがやってきて、お役御免になってしまった“ふらいぱんじいさん”は旅に出ることに。さまざまな経験をした“ふらいぱんじいさん”の行末はいったいどうなったでしょうか。
後書きを読むと、どうやら作者の神沢利子さんが実際に目にした光景からこの話が生まれたように思えます。そう考えると、深い意味はないのかもしれませんが、高齢化社会の今、歳を重ねた年配者達のことを書いているようにも取れますね。