ジブリのアニメ映画とは内容が違います
15歳のコペル君の日常や学生生活の物語と、その出来事に対してコペル君の叔父さんが記したノートが交互に出てくる構成です。
叔父さんはコペル君に、ものの見方や社会の構造などを教えてくれる存在で、最後はコペル君から叔父さんに向けての決意表明のような文章が綴られます。
1937年『日本少国民文庫』全16巻の内の、倫理を扱った巻として出版されました。2017,8年くらいにマンガ化されたことにより再注目され、宮崎 駿による同タイトルのアニメ映画が作られました。この本は映画の中に登場しますが、ストーリーは全く違います。
タイトルに集約されている通り、私達は“自分がどう生きるか”を常に問い問われながら生きていくのですね。