防衛庁や政治家にも読まれた注目作品
日米極秘プロジェクトにより日本初の原子力潜水艦「シーバット」(アメリカ海軍所属)が建造された。艦長に選ばれた海江田は、計画通り自身が乗っていた潜水艦「やまなみ」を沈め、乗務員全員死んだように偽装する。その後全員で原潜に乗り込むと、突如反乱を起こし「独立国やまと」を宣言する。
1988年マンガ雑誌「モーニング」で連載が始まった当初、知人に借りて読んでいました。すごいこと考えるなぁーとワクワクしていましたが、途中で借りられなくなり結末を知りません。コミックスは全32巻ですが、当館にある本は飛び飛びで12冊です。
2023年に1〜2巻分のストーリーが映画化されました。出だしでいきなり「え?そっちとぶつかるの!?」と、マンガとは違う設定。ロシア(当時はソ連)の原潜や人物を出すのを避けたのでしょうか。世界情勢は日々変わりますので脚色難しいですよね。