芥川賞作家と大人気絵本作家による千夜一夜本の旅
その本は、
表紙がくすんだ緑色に金色の文字。
カバーは緑色の地に金と白の文字。
大きな帯は白色でツルツルの紙質。
写真に撮られるのを拒むかのような条件が揃いすぎている。
ポプラ社からの挑戦かもしれない。
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いやーホント、意図的なのか内容に合ったモノにしたらこうなったのか、緑と金は確かに豪華で気品もありますが、なんせ撮るのが難しいんですよ!やっとキレイに撮れたと思ったらツルツルの帯に映り込みがあったりして。
クリスマス前の期間限定で赤色(赤褐色)のカバーも発売されました。「え!第二弾出た?」とビックリしましたが内容は同じです。こっちも撮りにくそう。
知らずに読む方がおもしろいので内容には触れませんが、楽しい本です。装丁だけでなく、全体的なデザインも構成も考え抜かれていて、作るのも楽しかったでしょうね。
ちなみに私が一番好きな話は“ボロボロの本”の話です。