エルマーとりゅう
ジャンル | 児童書/絵本 |
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作者 | 作:ルース・スタイルス・ガネット / 絵:ルース・クリスマン・ガネット |
発行年 | 1966年(第1刷:1964年) |
出版社 | 福音館書店 |
思い入れ度 | ★★★☆☆ |
りゅうの子を救い出したエルマーが家に帰るまでの物語。三部作の第二作目
第一作目の「エルマーのぼうけん」で、どうぶつ島から無事脱出したエルマーとりゅう。りゅうの背に乗って家に帰る途中嵐に合い、海の上に不時着せざるを得なくなったふたり。運良く浅瀬に降り立ち、小さな島に上陸すると、そこにいたのは以前エルマーの家で飼われていたカナリヤのフルートだった。フルートが言うには、カナリヤの王様をはじめ、みんなが“知りたがり病”にかかっているとのこと。何をそんなに知りたがっているのか。エルマーはみんなを助けることができるのか。
人間が気まぐれで島に来て残して行ったモノのせいで、カナリヤの王様がある秘密を代々継いでいくはめになったという、斬新な展開です。
表紙の絵が「ちびくろサンボ」を想起させますが、まったくちがいますよ。