ルソー作品73点 オールカラー
ルソーは大好きな画家の一人。特に、ひろしま美術館に所蔵されている「要塞の眺め」が大のお気に入りで、企画展を観た後に必ず観て帰ります。(時々展示されてないこともあり、寂しい。)画集に入ってないことも多いのですが、これには54番目に掲載されています。53番の絵も好きです。
ルソーを好きになったのはこの絵を観たことがキッカケだったかも。ステッキを持って佇む黒いおじさん。わりに登場するこの人物はルソー自身と言われています。
ルソーの絵は縮尺も遠近感もおかしいし、構図も不思議。なのに、いや、だからこそ惹きつけられます。“いや、それはないでしょ”っていう絵もありますが、解説を読むと“なるほど〜”と驚くこともしばしば。
絵画は観たまま感じれば良いと思うのですが、専門家など人の意見を聞いたり読んだりすることは作品を深く理解したり、多角的に観る助けになりますよね。