村を創設した、ある一族の100年にわたる物語
ホセ・アルカディオ・ブエンディアとウルスラ・イグアランの夫婦から6代100年続いた一族の物語。村を興し、錬金術や科学、発明品などに夢中になる夫。商売を始め、村以外の人と交流を持つ妻。村の発展に貢献し隆盛を極めたブエンディア一族はどうなっていくのか。そして産まれた7代目は・・・
ラテンアメリカ文学の傑作として世界的ベストセラーになり、多くの作家に影響を与えたこの作品。いろいろな要因が重なり、かなり読みにくく、挫折する人も多いようです。かく言う私も半分くらいまでは読むのが苦痛で、なぜこの作品がベストセラーになるのか、人に影響を与えるのかわかりませんでした。
それが後半から突如おもしろくなったのです!あまり好きではなかった人物の印象がガラッと変わったり、この物語の意図が掴めたり、最初のエピソードの絡みに気がついたり。諦めずに読み続けて良かった〜。
途中で挫折した方は再度挑戦して、挫折しそうな方は我慢して読み進めてほしいと思います。