ちいさな かしこい さかなの はなし
海の中、ちいさな赤い魚の大群。その中に一匹だけいる黒い魚、それがスイミー。スイミーは泳ぐのが誰よりも速い。ある日大きなマグロがやってきて、赤い魚はみな食べられてしまう。逃げたスイミーは海の底を泳ぎ、いろいろな生き物と出会う中で、また赤い魚の大群と出会う。食べられるのを怖がっている彼らに対してスイミーが考えたこととは・・・
生きる知恵であったり、仲間との共同作業であったり、発想の転換の大切さだったりを感じられる作品です。
レオ=レオニ作品の訳を多く手がけている谷川俊太郎 訳。