恵文社 一乗寺店が登場する短編4作品
恵文社 一乗寺店は、英国ガーディアン紙が発表する「世界で最も美しい本屋10選」に日本で唯一選ばれた書店。本だけでなく、文具や生活雑貨、キッチン用品、食料品などが並び、ギャラリー、喫茶室もある面積の広い店舗です。
収録されている4つの短編に、登場人物に影響を与える重要な場所として設定されています。
「夜の花嫁」では、ヒロインが幼少期に母の背で見た美しいお店として。「追憶の道」では、ヒロインの交際相手がよく通ったお店として。「一乗寺のヒーロー」では、男性が女性を襲うための待ち伏せ場所として。「一乗寺の家」では、ヒロインの母の大事な場所であり、ヒロインが京都を好きになるきっかけとなったお店として。
このカバーのイラストにあるように、緑のドアやペンダントランプが特徴的です。イラストは型染め作家の関 美穂子さん作。関さんは当館のロゴマークを作ってくださった方です。
