少女マンガの金字塔、今もなお未完。<1~49巻>
美内すずえの代表作。演劇を題材にした少女マンガは意外に少ないかも。主人公であるマヤが演じるいろいろな作品も楽しめるし、一つ一つの舞台経験から着実にステップアップしていくさまに夢中になる。テレビ出演をキッカケにドン底に落ちるが、そこから這い上がるエピソードも『紅天女』への大事な布石。最初は鼻につくお嬢様育ちの姫川亜弓も、ライバルを失うかも、という大事件を経て確実に大女優への階段を。私、乙部のりえをやり込めた亜弓のファンになりました。
連載開始から40年以上、サグラダ・ファミリアも完成の目処がたった今、そろそろ決着させてほしいものです。