「私だけじゃないんだ!」と歓喜した本
「ピクトさん」というのは、作者である内海慶一さんが付けられた呼び方で、非常口やトイレのマークに使われるサイン(ピクトグラム)の人型のものを指します。私は昔からこの人型サインが大好きで、珍しいものを見つけると写真に撮ったり収集していましたが、特に誰かに話すことはありませんでした。なので、この本を店頭で見つけた時は「え〜!こういうの好きなの、私だけじゃなかったんだー!」と喜びと驚きで小躍りしそうになりました。
私はただ収集しているだけですが、内海さんはピクトさんをちゃんと分類して、適切かつおもしろいキャプションを付けておられ、とても楽しい本になっています。
地域や国によって微妙に形が違うので、旅行の際はそれを見つけるのも楽しみの一つなのですが、今はコロナウイルス対策によりお出かけする機会がほとんどなくなり、淋しい限りです。
ちなみに〈日本ピクトさん学会〉というのは内海さんが運営されているwebサイトの名称で、会員は募集されていません。残念。