時間旅行もので有名なSF小説。
当館にあるハヤカワ文庫は1979年発行ですが、アメリカでは1956年に発表されているので、65年も前の作品。
家事用ロボットの開発者である主人公は、親友と恋人に裏切られて全てを失い、冷凍睡眠させられ、未来で目覚めた後、タイムマシンでまた過去に・・・
という話。
正直、タイムトラベル物は時間軸がどうなっているのか理解できないので、どの作品も矛盾を感じてしまいます。同じ空間に同一人物が存在できるのか、とか。
この作品を原作として舞台を日本に変えた映画が2021年夏公開されました。
主人公は山﨑賢人。ヒロインは清原果邪。
藤木直人は原作にはいない役ですが、ピッタリの配役でイイ味出してます。
しかし私が感じる時間軸の謎はやはり解明されないままです。