「チェブラーシカ」はロシアのパペットアニメーション。ロシアのとある果物屋さんが南国産オレンジの箱を開けると、そこに正体不明の大きな耳の生き物が爆睡していました。起こしても起こしても寝てしまうので「チェブラーシカ（バッタリ倒れやさん）」と名付けられました。こんなかわいいキャラクターなのに、ストーリーは驚くほど社会的。物哀しい音楽と共に心を掴まれます。

この本は、アニメの日本上映権を買い付けした著者が、その前後の話を書いたもので、著者がどんなにチェブを愛していたかが伝わってきます。上映してくださってありがとうございます！