知らない人はいないんじゃないかな?
言わずとしれた、中川李枝子と大村百合子姉妹のロングセラー絵本です。ここからたくさんのシリーズ作品が生まれました。
ぐりとぐらが、見つけた大きな卵でカステラを焼いて、森のみんなで食べる。ただそれだけの話しが、50年以上も長く読み継がれています。
それには普遍的な内容であること、声に出して読む時のテンポが楽しいこと、親しみやすい絵であること、この3つの要素が揃って可能になるのだと思います。特に、不特定多数に親しみを持ってもらう絵というのは、かなり難しいのではないでしょうか。
この絵本はたぶんこの先もずっと出版され続けるのだと思います。