作者自身の経験から生まれた物語
お使いからの帰り道、さぶろうは見かけない女の子に声をかけますが返事はありません。雪がしんしんと降る中、風邪をひいて寝たきりになったさぶろうは女の子のことを思い出し、雪がやまないのはあの子のせいだと思い込みます。
ページをめくる度に予想を裏切る展開で驚きます。キャンバス地(たぶん)に描かれた絵の質感と独特の色が印象的。全体的に紫や茶やグレーなどの中間色なので、てぶくろの赤が映えます。
同じタイトルで違う内容の絵本が何冊かあります。やはり色の少ない冬には、原色の赤色が美しく映えるし、物語性が感じられるからでしょうか。
