神さまは願いを全部叶えてくれるわけではない
森のはずれの家で一人暮らしをしているエルシーは、寂しい冬を過ごすために“夜に足を温めてくれる、お腹の空かない、かわいくて大きなネコ”を遣わしてほしいと神さまに祈る。次の日、窓の向こうに白い丘のようなものが見え、やがて雪の柱に見え、何か確かめるためにエルシーは外に出る。そこにいたのは・・・
エルシーがほしかったネコの条件、後半部分しか叶えてもらえませんでした。雪でできたネコがどうなるか、想像がつきます。神さまと言えど、万能ではないのですねぇ。
その代わり、冬だけではなく一年中一緒に遊べることになります。でもやっぱり希望が叶えられたと思った後に絶望の淵に落とされるのは、かわいそうなだなぁと思うのです。