バレエマンガと言えばコレ!<全21巻>
昭和51年週刊マーガレット47号から56年20号まで連載されたバレエマンガの傑作です。
ヒロイン聖 真澄が無名の練習生だった時から、様々な師・ライバル・パートナーと出会い、様々な種類のバレエ演目を踊り、成功と挫折を繰り返しながら成長する物語。
一番心に残っているのは、第8巻の“森の詩”のエピソード。真澄のピンチを救ったライバル青石 薫の行為と、そのせいで舞台に出られなかった端役の女性のセリフが心を打ちます。生涯、主要メンバーにはなれないとわかっていても誇りを持って踊っている人の方がはるかに多いのでしょうね。