原題は「EMPIRE OF THE SUN」
1941年、日本と戦争状態にあった中国。上海には特権階級にある多くのイギリス人が住んでいた。11歳のジェイミー(ジム)は飛行機乗りになるのが夢だったが、日本軍の攻撃により両親とはぐれ、一人で生きることを余儀なくされる。二人のアメリカ人に拾われるが、三人とも日本軍に見つかり、強制収容所に入れられる。過酷な状況下でも、要領の良さを身につけたくましく生きるジム。戦争が終結に向いつつある日、アメリカ軍が収容所を爆破し・・・
1987年公開、監督は既に数々のヒット作を生み出していたスティーブン・スピルバーグ。
主人公のジムを、着実にキャリアを積み重ねて今やすっかり大人になったクリスチャン・ベールが、ジムを救う(利用する)アメリカ人の一人をジョン・マルコビッチが演じた。日本からは伊武雅刀、片岡孝太郎、ガッツ石松、山田隆夫がキャスティングされている。
同じ年に「ラストエンペラー」が公開されていて、話題も賞も持って行かれた感あり。