数あるマンガの中で、店主の思い入れが一番強い作品 <シリーズ全13巻>
当時中学生だった店主。学校の帰りに本屋に行き、マンガコーナーに行って背表紙を見て1冊手に取る。表紙の絵を見て「あまり好みじゃない」と棚に戻す。別の日、同じ手順で手にとった本を見て「あ、この前の本」と棚に戻す。さらに別の日・・・と3,4回繰り返したところで購入を決意。手にとった本はいつも第2巻。アンジーに呼ばれて私は彼らの“恋人”になったのです。(この表現、読めばわかります)「クイズ99人の壁」に出られるくらいハマってました。
内容はタイトル通り「世間からはみだした子ども達の話」です。虐待、ネグレクト、いじめ、競馬、そして事件、裁判などなど。こんな話をよく「花とゆめ」というタイトルの雑誌に掲載できてたなぁと、感心します。テーマは暗く重い、でも救いがないことはない。例えるなら中島みゆきの歌。暗くもあるけど心に響く深い物語です。