より良いコミュニケーションのための贈物用に作られた本
1967年12月、サンリオから出版された「ギフトミニブック」というシリーズ。誕生日、結婚、記念日、お見舞い、感謝の心を伝えたい時、などに贈る本として作られました。そのうちの5冊が当館にあります。手のひらサイズなので場所もとらないし、どれもかわいらしい本です。
・『夢のサンリオへようこそ』
サンリオの社内がどうなっているのか、カラフルなマンガで描かれています。社内見学に来られない人のために作られたようですが、これを見たら行きたくなりますね。
・『いちごの王さまのメッセージ No.2』
サンリオのキャラクター“いちごの王さま”が読者に向けて語りかける形で、愛や幸福について教えてくれます。なぜNo.1を持ってないのだろう。
・『幸福の詩集』
アンパンマンの原作者として有名な やなせ・たかし(この頃は苗字と名前の間に中黒あり)が詩と絵の両方を描いています。夜の幸福、朝の幸福、犬の幸福、ローソクの幸福・・・など、いろいろなモノの幸福が並び、裏表紙にも詩が書かれています。
・『ペンキンさん ピクニックへいく』
まゆちゃんとペンキン(ペンギンではなく)のペーちゃんとネコのガバちゃんは、お弁当やビスケットやリンゴを持ってピクニックに出かけますが、出会う動物達がいろいろ欲しがって・・・
・『あなたのお誕生日に』
当時、星占いと言えばルネ・ヴァンダール。12星座の長所・短所・得意分野などが書かれています。