温かく柔らかな気持ちになるけど、けっこう哲学的。全7巻と愛蔵版。
「花とゆめ」というマンガ雑誌に連載されていて、最初は1〜2ページのほんの短い話でしたが、4ページになり6ページになり、と徐々に増えていきました。ネコの夫婦が主人公で、ファンタジックな内容に癒やされますが、実はけっこう哲学的な意味を含んでいます。柔らかくほんわかした絵に惹かれて手に取られるお客様が多くおられます。たくさんの話の中で私が特に好きなのは、気に入っているスプーンの絵を描く話と、〈ものわすれのヘビ〉と〈ものおぼえのヘビ〉の話です。気になる方は探してみてくださいね。