時代を先取りした宇宙でのお仕事マンガ <全4巻>
人類がやたらに打ち上げている人工衛星。打ち上げた後に不要となるロケットは切り離され、ゴミとなります。またバッテリーが切れたり故障した人工衛星もゴミになります。それらがスペースデブリと呼ばれ、秒速7〜8kmで宇宙に漂っていて、放っておいたら稼動している人工衛星や宇宙船に衝突して大変なことになります。
時代設定は2074年。人類は地球以外の星にも住んでいて、宇宙船で行き来できる世界。主人公は、そういうデブリを回収する仕事に就いています。
考えてみたら、役目を終えた衛星をそのまま放置していたら、そうなるのは当たり前ですよね。2023年現在、そういう仕事をする人が実際にいるわけではありませんが、デブリをどうするかは各国の最重要課題となっています。
人間は地球だけでなく、宇宙も汚しているのです。そうそうに掃除してほしいです。