泥に沈んでいく子ブタの、なんて幸せそうな顔。
“ブタはキレイ好き”と聞いたことがありますが、泥が好きなブタがいるとは(本当かどうかは知りませんが)。この子ブタが泥んこに沈んでいく顔がとっても幸せそうなのです。
その泥がなくなって、子ブタは最適な泥をどこまでも探しに行きます。おばさんは良かれと思って掃除したのですが、余計なお世話だったんですね。そういうことって現実にも多々あります。何が心地よい環境なのか、人それぞれ。ブタそれぞれです。
この作者は『ふたりはともだち』というカエルを主人公にした作品で有名です。当館にもありますので、どちらも読んでほしいです。